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靴・パンプスのサイズが大きい時の調節方法【4選】

14 Oct, 2021

 

 

買ったものの大きくて踵がパカパカ脱げてしまい履けないでいるパンプスやローファー、スリッポンなどはありませんか?せっかく気に入って買った靴ですもの。サイズ調整アイテムを使って再び履けるように対策してみましょう!

 

売り場で履いた時は丁度だったのに。

長く履いていたら革が伸びてきて大きくなった。

などなど、買ったけど履いて歩いてみたら踵がパカパカ抜けてしまう。

そんな靴がお家に眠っていませんか?

 

サイズが合わなくて歩きにくいからといって、なかなか捨てられないもんですよね。

 

特に海外の靴は日本と同じサイズ表記のものを選んでも、海外の方用の木型を使っているため大きかったりします。

 

このインポート靴の罠、私も結構失敗します。

他にはメンズの小さいサイズを買ったら、甲が高すぎてブカブカだったとか。

※メンズとレディースの木型は全然違います!

※同じサイズや見た目が似たデザインでもメーカーによって木型が全く異なります!

 

中学生・高校生の方などは、制靴や通学用に買ったローファーが歩く度に脱げてイライラする、なんてこともあるかもしれませんね。

 

お手持ちの靴のサイズ調節をして、再び履けるようにしてあげましょう。

 

 

 

 

靴がパカパカする原因


 

大きく分けて2つの原因が考えられます。

 

✔ 甲が靴にぴったり合っていない
✔ 足長が自分の足のサイズに合っていない。

 

スニーカーや紐靴って、多少大きくても脱げませんよね?
これは、甲を覆う面積が広く、靴紐で幅を調節することができるからです。
パンプスやローファー、スリッポンは甲をしっかりホールドしない形のため、少しのサイズのずれが脱げやすさと直結します。

 

逆に言うと甲のアーチ部分に触れる部分がしっかりフィットしていれば靴は脱げにくくなるということです。

 

 

アイテム1・ハーフインソール


 

甲の部分に人差し指を入れてみて、すっぽり入ってしまうようなら足の厚みに対して靴が大きすぎます。

 

そんなときは底上げしてあげましょう。

 

ここでやりがちなのが、全敷きのインソールを入れてしまうこと。
これでは足裏全体が持ち上がってしまい、踵を保定する部分が浅くなってしまい、パカパカしてしまうことが防げません。

 

そこで活躍するのが靴の前半分だけに敷くインソールハーフインソールです。

 

透明タイプのジェルパッドなら、靴のデザインを損ないません。

透明タイプのジェルパッドなら、靴のデザインを損ないません。

 

靴の中で足が動いてしまうのを防いでくれるので、履き口の浅いデザインのバレエシューズやパンプスでも安定感のある履き心地に。

 

靴の前半分だけに敷くインソール「ハーフソール」は履き口の浅いデザインのバレエシューズやパンプスにおすすめ。

履き口の浅いデザインのバレエシューズやパンプスにおすすめ。

 

ネットで「ハーフインソール」と検索すると、シリコンやウレタンフォームなど様々な素材のものが見つかります。

靴の前半分だけに敷くインソール「ハーフソール」には色々な厚みや素材があります。

厚みや素材が色々選べるハーフインソール。

 

厚さも1mm~5mmと種類豊富。

お好みの使用感に合わせて使い分けるのがおすすめです。

 

ヒールのある靴の場合は指の付け根にかかる衝撃も和らげてくれて、一石二鳥です。

 

靴の前半分だけに敷くインソール「ハーフソール」はかかと脱げを防ぐだけでなく、爪先部分の衝撃も和らげます。

ヒールを履いた時の指の付け根部分の衝撃も和らげてくれます。

 

私の持っているグレンソンの黒いローファー。

 

 

買ったときはピッタリだと思ったのに、実際歩いてみるとかかとが脱げてしまいます。

ぶ厚い靴下を履いてみましたが、それでもなお大きいです。

靴底が厚く屈曲性が無いため、足の動きについてこない状態です。

 

立っているときはぴったりサイズだと思ったのに、歩いてみると踵がパカパカと脱げやすいローファー

 

ちなみに足長は実寸と同じです。

(革のローファーはワンサイズダウンで履きならして伸ばすのが良いと言われていますが、ちょっとめんどくさかったのです…)

 

では、ハーフインソールを入れてみましょう。

 

インソールの色に合うものが無かったのでブラックを選びました。

厚さは2mmです。

 

靴の前半分だけに敷くインソール「ハーフソール」を入れて踵がパカパカするローファーを履けるように調整しました。

 

入れて歩いてみると・・・パカパカしません♪

甲がピタッとフィットして離れません!

 

踵が脱げるローファーにハーフインソールを入れると甲部分が持ち上がりぴったりフィットしたため踵が抜けません

 

ぜひ自分の靴に合う「ハーフインソール」を探してみてくださいね。

 

 

アイテム2・かかとパッド


 

ハーフインソールを入れても、まだぱかぱかと踵抜けする。

そんな時は、靴の踵のサイズに比べてご自分の足の踵が薄いのかも。

 

そこで登場するのが「かかとパッド」

かかと脱げする靴の踵部分の隙間を埋めるかかとパッドは靴擦れ防止にもなります。

踵パッドにも多数の厚みや色があります。

 

 

かかとパッドを貼ると余っている部分を埋めてくれるので、ぱかぱかしにくくなります。

 

かかと脱げする靴の踵部分の隙間を埋めるかかとパッドは靴擦れ防止にもなります。

かかとパッドを付けることで靴擦れも防止できます。

 

 

また、靴擦れを防止してくれる嬉しい効果も。

買ってすぐの新品の靴に薄いかかとパッドを貼ると靴擦れしにくくなります。

 

こちらも色んな色や厚みがありますので、お手持ちの靴に合わせた色を選んでみてくださいね。

キャン★ドゥやセリア、ダイソーなど100均にも置いてありますよ。

 

 

アイテム3・タンパッド


 

こちらは甲の深く開いたパンプスなどには使えないのですが、ベロのある紐靴やローファーなどの甲を覆う靴に使える脱げ防止アイテム「タンパッド」です。

 

甲の薄い方ももちろんなのですが、一般的な甲の高さの方でも意外とパカパカ脱げてしまうのがローファー。

そこで、ベロの裏側部分に貼り付けて空間を無くしてしまおうという訳です、

 

こういう形状です。

紐靴やローファーのベロ部分にはるタンパッドで甲部分の隙間を無くします。

脱げやすいローファーなどの甲部分を埋めるタンパッド。

 

意外と知られていないこの便利アイテム。

 

✔ グッチやプラダ、パラブーツなどの高級な革靴だから、インソールのロゴやデザインを邪魔したくない!

✔ 長く履いてきた靴の甲に履き皺ができて甲を圧迫して痛い!(靴好きさんからはこの状態を「甲を噛む」って言われてます)

という場合にもおすすめです。

 

タンパッドをベロの裏側に貼ります。

本体の色が黒だからちょっと見にくいですが、厚みが出たのがお分かりになりますでしょうか?

 

ローファーや紐靴のベロ部分に貼るタンパッドで靴脱げ防止ができます。

 

こちらはたくさんの色展開が無いようなのですが、裏側に設置するアイテムだから靴を脱いだ時も見えにくく、厚みでお選びになったら良いと思います。

 

 

アイテム4・すべり革の貼り替え


 

これは修理できる靴に限られてきますが、踵の内側に貼ってあるパーツ「すべり革」を張り替えるのもおすすめです。

 

ミスターミニットなどの靴修理屋さんに持って行かれると、対応してくれるはずです。

 

これは私の持っているクリスチャン・ルブタンのパンプスなのですが、昔はぴったりだったのに歳を重ねて足が痩せてきてしまい履けなくなってしまいました。

古い革靴のかかと内側のパーツのすべり革を交換するだけでも履き心地が良くなります。

 

すべり革部分は長く履くうちに擦れてツルツルになったり、薄くなってしまいます。

馴染みの修理屋さんに相談して、すべり革を元々のものより厚く、少しすべりにくい革に貼り替えてもらい履けるようになりました。

 

頑張って買った・プレゼントにもらった・思い出が詰まっている革靴って、履けなくなってもなかなか捨てられないですよね。

 

そんな時は、プロにお任せするのが一番です。

修理屋さんは「靴のお医者さん」なので、ぜひ行きつけの修理屋さんを作っていろいろ相談してみてください。

 

 

まとめ


 

靴は形によってサイズが異なる場合がありますし、なるべく後で調整しなくて済むように、購入する時にはいくつかの種類・サイズを試し履きすることをおすすめします。

同じ型でも職人の手の力加減などで、ロット毎に少しづつサイズに差が出たりもします。

 

クロシェオンラインショップでは「ご試着サービス」をご用意していますので、ぜひご利用ください。

また、悩んだ時にはぜひチャットでお気軽にご質問くださいね。

ファルファーレ以外の靴のお悩みでも、お伺いいたします!

 

足に合わない靴を履き続けると、靴の中で足が泳いでしまい、汗を余計にかいたり、靴擦れしたり、果ては外反母趾など骨格まで変えてしまいます。

特に中学生・高校生のみなさんは制靴で取り入れられているローファーなどを、足が痛いまま我慢して毎日履いていませんか?

 

将来の自分の足のためにも、ちゃんとカスタマイズして履いてあげましょう。

 

足の形は人それぞれ、千差万別。

カスタマイズ用品は他にも色々あります。

ぜひ試してみてくださいね!

 

 

おまけ・フリマサイトで靴を買う時のコツ


 

高級靴は新品だとなかなか手を出せないからフリマサイトで買う!

探していた靴が店頭に無く、フリマサイトで見つけた!

イメージに合う靴を探していたらフリマサイトで見つけた!

 

おそらく多くの方がメルカリやヤフオク!などのフリマサイト内で「ローファー チーニー 23.5」など、探している靴の形+ブランド+自分の足長サイズで検索されると思います。

 

でも、目的の靴を見つけたからと言って即決するのはちょっと待って!

 

中古の靴を購入する時のポイントを、商品画像をじっくり見て、出品者の方にしっかり質問してから購入ボタンをポチりましょう!

買ってみたのにサイズが合わない、内部の痛みがひどく修理をしないといけない、と泣きを見ないよう、しっかりチェック!

 

【チェックポイント】

✔ 出品者の普段の着用サイズを聞く

23.5cmという足長でも、23.0寄りなのか24.0寄りなのか、はたまた甲が高いか薄いかによって全然着用感が違います。

特にヒールが高いものほど、足が前滑りするためワンサイズダウンすることが多いので要注意です!

例)ラウンドトゥの7cmヒールを着用の際は、何センチを選ばれていますか?またワイズはどれくらいですか?

 

✔ 購入してから何年経っているかを聞く

長い間履いていたり放置していると、革靴はインソール下に敷いてあるクッション材のコルクがへたっていたり、革が乾燥し硬くなっていたり、ケミカルシューズだと加水分解といって表面がもろもろになることがあります。

例)ご購入から何年経過していますか?また、着用回数は月に何回くらいですか?

 

✔ 革靴の場合は靴底にハーフラバーが付いているかどうか確認

店頭では、特に革靴の場合、合成ゴム製以外の靴底は滑り止めなどのついていないツルツルの状態で販売されています。

 

靴を丁寧に扱う人は必ず購入してすぐにハーフラバーを貼っています。

なぜなら買ったままの状態で履き続けると、靴底が削れてきた時に底を丸ごと交換しないといけないからです。

 

ヒールパンプスですと、トップリフトというヒールの先に付いているゴムがどれくらい削れているかも要チェックです。

ヒール本体まで削れていると修復不可能な場合もあります。

 

中古の靴を買うことは全然恥ずかしいことではありません。

むしろお手頃価格で色んな靴を履いてみて、自分に合うブランドを探すチャンスです。

 

買った後に余計なお金がかからないように、上手にフリマサイトで靴を購入してくださいね!

 


 

 

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