レディースシューズのサイズ選び・素材・形を知ろう
サイズの選び方
自分にあった靴を探す上で、まず、いちばん大事なことは
自分のサイズを正しく把握すること。
言うまでもなく、足は立体。
たとえば「23.5cm」という一般的に「靴のサイズ」と聞かれて思い浮かべる「足の長さ」のサイズの情報だけでは足にあうかどうかは判断できません。
最低限測ってほしいのが「足長(そくちょう)」「足囲(そくい)」
もしも可能であれば、あと1つ、「甲の高さ」。
その他にも、縦アーチ(土踏まず)のアーチが合うかどうか、横アーチ(指付け根部分のアーチ)が合うか、も大事なポイントですが、こればかりは足入れしてみないと、なかなか自分の足にフィットするかどうかの判断が付きにくいため、気になる方はお近くのポップアップショップにお越しください。
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オンラインショップでご購入の方は、ご自宅でサイズを試せる「ご試着サービス」をご利用ください。
一日の中でも、むくみなどで状態の変わりやすい体の部位である「足」。
よく、靴を選ぶときは15時頃~夕方が良いとされてますが、これは一日の中で一番足が(歩いたりして)使われた状態である時間帯だからです。
左右の足長差が大きい場合は、足長の大きい方のサイズに合わせて購入し、小さい方は中敷きや踵に貼るクッションなどで調整することは足を守るためにも重要です。
足を傷めないためには、このようなシューケアグッズを用い「調整」することも大事です。
>>シューケア・カスタマイズ商品一覧はこちら
【ファルファーレワイズ一覧】
表記サイズ | 日本サイズ | ワイズ(実寸・約㎜) | ||
ラウンドトゥ | ラウンドトゥ3cmヒール | ポインテッドトゥ | ||
33 | 21.5 | 195~220 | - | 205~230 |
34 | 22.0 | 195~220 | 202~229 | 208~233 |
35 | 22.5 | 201~226 | 206~233 | 211~236 |
36 | 23.0 | 204~229 | 210~237 | 214~239 |
37 | 23.5 | 207~232 | 216~243 | 217~242 |
38 | 24.0 | 210~235 | 222~249 | 220~245 |
39 | 24.5 | 213~238 | 226~253 | 223~248 |
40 | 25.0 | 216~241 | 230~257 | 226~251 |
41 | 25.5 | 219~244 | 234~261 | 229~254 |
42 | 26.0 | 222~247 | 238~265 | 232~257 |
※サイズに関するご注意
ラウンドトゥタイプ、ポインテッドトゥタイプなどの木型、もしくは使用素材によってもサイズ感は異なります。
また、お客様の足の形状によっても履き心地やサイズ感は異なりますので、サイズ表記はあくまでも目安としてご参照ください。
中敷きの選び方
万人に合う靴は無い!?カスタマイズしてみよう。
中敷きには大きく分けて2パターンあり、前半分や後ろ半分の「半敷」と
厚みや素材が色々選べるハーフインソール。
全体に敷く「全敷」があります。
スニーカーやブーツなどと違い、甲が覆われる面積の少ないパンプスには購入してすぐのサイズ調整には基本的には全敷は適しません。
なぜならば、靴踵の高さは、サイズによって一定のピッチで高さを決めており、脱げづらいベストと思われる高さにしているので厚みのある全敷を引いた場合、踵部分も担がれ高さがあがってしまい、より踵抜けしやすくなるためです。
前半分の半敷で調整した場合、甲の覆われている部分の高さのみが担がれるため、靴甲と足の間に適度な圧迫が生まれ、そこで足が固定されるため前すべりしづらくなります。
ここで厚みのありすぎるものを選んでしまうと、圧迫されすぎます。
サイズが大きい時の調整アイテムおすすめ3選を動画でチェック
また、インソールクッション材は靴というアイテムの特性上、着用時には常に体重がかかることから永久的に購入時と同じクッション性が保たれるものではないことと、ケミカルの靴であっても履いていくことで多少馴染んで伸びてくるので、全体的に馴染んでワンサイズ程度大きくなってしまった場合などには全敷タイプ(3mm推奨)を入れてもよいと思います。
ローファーやレースアップシューズなど、甲が覆われているシューズの調整には全敷をおすすめします。
詳しいサイズ調整の方法はこちらのブログもご参考になさってください。
>>靴・パンプスのサイズが大きい時の調節方法【4選】
踵クッション(踵パット)の使用方法について
靴のフィット感は人それぞれなので、ワイズ(足幅)に合わせて靴を購入した場合、足長サイズが大きすぎる場合があります。
そのようなときには踵にはるクッションを貼って踵抜けしづらくするのもひとつの方法です。
足長サイズを調整する場合、前すべりしないようにジェル状の半敷で踵位置を合わせてから、踵クッションを貼ってベストな位置で固定する方法がオススメ。
単純に、踵の靴擦れや違和感が気になって貼る場合は、クッションの厚みがあまり厚くないものを貼るほうがオススメ。
また、靴は足のサイズに対して、大きくても靴のなかで足が泳いだり、小さくても圧迫されすぎて靴摩れします。
足を傷めないためには、このようなシューケアグッズを用い「調整」することも大事ですね。
>>シューケア・カスタマイズ商品はこちら
ファルファーレのラストについて
「靴の骨格」ラストを知ろう。
靴の原型となる専門用語で「ラスト」と呼ばれている足の形をした型です。
いわば靴の命、靴の骨格です。
昔は木を1つづつ手で彫って作られていたため「木型」という人も多いですが
最近では最初の原本となるラストを木で作成した上で削ったり盛ったりして型を作り、
量産する方法が多いです。
プラスチック製やアルミ製など軽さや生産性を考え、素材は様々に進化しています。
farfalleのラストはフラットソール・ミドルヒールで合計6種類あります。
爪先の形でそれぞれ特徴があります。
フラットソールのみで説明いたします。
●ラウンドトゥ(つま先の丸い形)
丸い形で、つま先に窮屈な部分が少ないため、どの足型の人でも合いやすいのが特徴です。
初めてバレエシューズを買う方にもおすすめ。丸みを帯びた形は、優しく柔らかい印象を受けるデザインです。
>>ラウンドトゥ商品一覧はこちら
●ポインテッドトゥ(つま先の尖った形)
つまさきが細く三角形のように尖ったかたち。ラウンドトゥのバレエシューズに比べ、スタイリッシュな印象です。
先が細くなっている分、足幅や爪先が若干小さいと感じられる方が多いため、ワンサイズ上を選ぶことをおすすめします。
>>ポインテッドトゥ商品一覧はこちら
●スクエアトゥ(つま先の四角い形)
足の親指と人差し指がほぼ同じ長さに作られているので、指先への負担が軽くラウンドトゥと同様どなたにも合いやすいのが特徴です。
つま先の四角い形のスクエアトゥはスタイリッシュだけど甘すぎない、トレンド感のあるデザイン。
>>スクエアトゥ商品一覧はこちら
ヒール付きのパンプスもそれぞれラストがあります。
素材別特徴と選び方
素材によっても異なる足入れ感。
●合成皮革・人工皮革(エナメル・スムースなど)
2022年春にリニューアルした、ファルファーレのアイコンアイテム「バレエ(エナメル)」は伸縮性のあるエナメル素材と肌に当たる部分に柔らかなウレタン素材を使用しています。もっちりと足に吸い付くような履き心地で足指の負担を軽減してくれます。
少し小さめに感じられる方もいらっしゃるので、初めて購入される方や以前の型から買い替えの方は「ご試着サービス」のご利用がおすすめです。
ミドルヒールの「3cmヒールバレエ(エナメル)」や「バレエ(スムース)」は、伸縮性の高い素材を1枚仕立て(裏合わせ材料なし)で製靴することで、足に合わせて足囲を伸縮させることが可能に。横幅が広がりやすいので、外反母趾の方や足幅広めの方にも好評いただいています。
足幅(底幅)は細身なため、履いたときの靴や足の見え方がとてもスッキリしていることが特徴です。足長サイズぴったりがおすすめ。
●布帛(グリッター・大粒グリッター・撥水など)
生地製アッパーは厚みの薄いものが多く、また染色している場合が多いため、色移り防止や強度の観点から、人工皮革と異なり1枚で製靴することが難しい素材です。
撥水加工を施した「バレエ(撥水)」は極力柔らかく軽いフラノを裏合わせしています。
靴用の特殊な糊を使用し、生地を2枚張り合わせるため、1枚甲タイプに比べ伸縮性が弱くなるので、少し小さく感じやすいです。足幅広めの方や外反母趾の方は、ワンサイズアップでハーフインソール(靴の前半分に敷く中敷き)やかかとパッドなどでサイズ調整がおすすめ。
バレエ(エナメル)と同じ仕様にリニューアルした「【NEW】バレエ(グリッター)」「【NEW】バレエ(大粒グリッター)」「【NEW】バレエ(メタル)」は内側をウレタン貼りにしたことで以前より格段に柔らかな履き心地に。バレエ(エナメル)と同じサイズ、または普段お召しのラウンドトゥパンプスと同じサイズをおすすめします。
初めてご購入の方やお買い替えの方でサイズ選びがご不安な場合は、「ご試着サービス」をご利用ください。
●本革(羊皮)
シープグリッターはシープシルキーという羊本皮を使用しています。
動物の皮をなめして、染色、箔加工したものなので色うつりを防ぐため製品特性上1枚甲では作成しておらず、極力足当たりを良くするため、柔らかく軽いウレタンを裏合わせしています。
ファルファーレの本革シューズは新品の状態から非常に柔らかく足当たりが良いのが特徴で、本皮製で伸びやすく更に柔らかくなり、馴染んでくると一回りくらい大きくなったように感じやすいのでジャストサイズがおすすめです。
履き口の仕様について
フィット感を左右するパンプスの履き口。
ファルファーレのシューズには大きく分けて3種類の履き口仕様があります。 履き口の仕様によっても、履いた時のフィット具合が変わります。
●グログランパイピングのタイプ
履き口をグログランテープでぐるりと一周巻いているタイプです。
履き口の補強と、デザインのためにグログランを巻いています。
バレエシューズのスタンダードな形です。
踵が小さくひっかかりづらい方は、踵クッションなどで調整すると快適です。
主な品番:バレエ(エナメル)、ナタリー(エナメル)、3cmヒールバレエシリーズ など
●裏合わせあり折込みタイプ
靴裏(内側)に裏材を合わせ、生地の端を折り込んでいるタイプです。多くの一般的なパンプスに用いられる履き口仕様です。
ファルファーレでは裏材に足あたりの優しいウレタン素材を使用し、柔らかな履き心地に仕上げています。
主な品番:Charles(シャルル)、シープグリッター など
●全ギャザータイプ
履き口がくしゅくしゅとしているタイプです。
こちらは履き口の生地を絞って、ストレッチグログランでパイピングすることで履き口に伸縮性がでます。
踵の部分もギャザーを寄せているので、踵に芯が入っていません。
足の動きに合わせてある程度伸縮するので、パンプスが脱げやすいタイプの方や、踵の芯で靴擦れしやすい方、幅広さん、甲高さんなどあらゆるタイプの方にオススメです。
主な品番:スクエアギャザーバレエシリーズ、エルダ、Neoギャザーバレエ など
インソールクッションについて
ファルファーレこだわりのインソールクッション。
ファルファーレのバレエシューズには、発売以来長らくご好評いただいている低反発クッションインソールに加え、2022年以降のリニューアルアイテムや新作アイテムには高反発クッションインソールを使用しています。
それぞれの特徴について説明いたします。
●高反発クッションインソール
高反発クッションは反発力が高く、足裏にかかる体重をしっかり吸収。
蹴り出す力をサポートするため歩きやすく、厚みのあるウレタン素材が地面の底付感を軽減します。
低反発クッションに比べ、耐久性が高くへたりにくいのが特徴です。
主な品番:バレエ(エナメル)、バレエ(グリッター)、Neoバレエ、Charles(シャルル) など
>>高反発クッションインソールの商品一覧はこちら
●低反発クッションインソール
高反発クッションに比べ反発力は小さいですが、衝撃を吸収する効果を持ち、歩くときの衝撃を和らげてくれます。
もっちりと吸い付くようなクッションが足裏を包み込むやわらかさは、まるでマシュマロのよう。
主な品番:3cmヒールバレエシリーズ、バレエ(スムース)、ナタリーシリーズ など
>>低反発クッションインソールの商品一覧はこちら
インソールクッションの種類については、各商品ページの「サイズ/素材」ガイド内 【素材】 欄にも記載しております。
※画像はPC画面の一例です。
ご試着サービスについて
サイズ選びが不安な方は「ご試着サービス」がおすすめ
「ご試着サービス」とは、同じ型・同じ色の連続した2~3サイズを合わせて注文して、自宅で試し履きができるサービスです。
合わなかったサイズは、無料でご返送いただけます。ご注文時・ご返送時の事前のご連絡などは不要です。